こんにちは。
スタイル訪問看護ステーションの看護師中村浩美です。
本日はスタイル訪問看護ステーションの あり方 についてのお話です。
今、訪問看護ステーションといえば、24時間対応が主流かもしれません。
しかし、スタイル訪問看護ステーションは、24時間対応をしていません。
立ち上げ当初はリハビリメインのステーションというイメージが強く、看護は、どちらかというと、24時間対応をしてないから…ということで、依頼を躊躇されるケースもありました。
でも、今は、自然死に向かう方の看取り、癌の方の看取り。精神科疾患の方。など。
24時間でなくても支援できるケースがあることも、体験から日々の看護で実証しています。お陰様で、私たちの看護も、ご理解いただけるようになり、看護のほうのご依頼をいただける事が増え、支援出来る範囲も拡がっています。
24時間対応ではないから出来ることが、明確になってきたことで、私たち働く看護師も、一回一回の目の前の訪問をとても大切にできるようになっています。
強みや魅力を自分たちが知るということはとても大切ですね。
訪問や電話対応でタイムリーに
直接支援してくれる のが
24時間対応のステーションだとしたら、
私たちは
ご本人、ご家族の
“頑張りを支援する”事が
出来ます‼︎
私たちスタイルが動くのは、平日、月曜日から金曜日の8時半から17時半まで。土日と夜間は対応していません。
サービス支援者が24時間365日完全に途切れなく見守ることは、介護保険や医療保険の制度の中では難しい状況です。
ご家族と、本人が
病気と共に生きる力を在宅では求められます。
疾患によっては、タイムリーな専門家の支援が必要なケースもたくさんあります。そういうケースは24時間対応は必要です。
私たちは、直接タイムリーに手を出せないかわりに
“病気と共に生きる力”を
日々の訪問看護を通して育んでもらう事を
大事にしています。
☆自分たちで 何か異常事態が起きたら対応する力。
☆判断して支援を求める力。
☆自分で異常事態が起こらないための準備をする力。
☆自分と家族で決断する力。
☆自分と家族を信じる力。
☆自分と家族で癒しを創る力。
☆自分と家族で希望を育む力。
☆自分と家族で喜びと幸せに気づく力。
そのためには私たちがまずはご本人とご家族を
“信じて待つ ” 力を求められます。
すぐに手を出さずに、
失敗する体験を奪わず、
隣で見守りつつ
ここぞというときに手を貸す。
そして
ご本人、ご家族、
多職種の皆さんの力をお借りすることがとても重要となりますし、実際の現場では、本当に有り難いことにたくさんの素晴らしいご本人、ご家族、多職種の皆さんとチームを組むことができているおかげで、看護を提供できています。
支援者どうし、多職種の専門性や強み、支援体制と、それぞれの力、魅力を パズルのように組み合わせて、隙間ない支援のための Only ONEのチームを
ご本人だけではなく
ご家族も主役となってもらいながら
創っていく。
地域の中の事業所としては、色んな形があっていいのではないかと考えます。各事業所が、出来ることや魅力を最大限に発揮し、ご本人やご家族の希望に合わせた色んなパターンの組み合わせを創る。
選択は自由。
在り方も自由。
組み合わせ自由。
いろいろあって
いろいろ いい♪
皆さんの
生きる力を最高に輝かせ
パズルを完成させるため
その中の一つのパーツとして
スタイルは今日も
出来ることを最大限に発揮しながら
病気と共に生き
“頑張る力”を
支援します‼︎