病院やクリニックではその場で終わってしまう。患者さんのその先を知りたかった。
「この患者さん、家でどうやって生活してるのかな?」と気になってました。
- Qスタイルに入る前は何をしていましたか?
- A
病棟での看護を長く続けて、その後クリニック勤務です。看護師の経験はもう20年以上になります。
- Q訪問看護は初めてなんですね。
- A
今までは病棟の経験が長く、そのあとクリニック勤務だったのですが、もともと人と関わるのが好きなんです。訪問看護を選んだのは人と関わってお話するのが好きだし、違うことにチャレンジするのにまだ体が動くのは今かなと。
- Q病棟やクリニックではあまり人との関わりがなかったのですか?
- A
病棟やクリニックだと、流れ作業のようにその場で終わってしまうんです。手当する時に会話はしますけど、それ以上はないんですよね。
クリニックがガン専門だったので、継続して患者さんは来てくれますが、接する時間が短いですし、途中で来なくなったりしますし、継続的なコミュニケーションができなかったんです。
短い時間でも話をする中で、「この患者さんは家でどうやって生活してるのかな?」と気になったりしていました。できれば家庭の様子を見てみたいなと。病棟だったら寝たきりの患者さんが一人でトイレに行けない人だったら、在宅でどうやって家族が介護してるんだろう、とかその先を見てみたかったんです。
管理者の中村さんは、訪問看護に対する情熱がすごかった

- Qスタイルを知ったきっかけは?
- A
求人を見ました。家から通いやすくて、オンコールがないところ、車の運転で神経を使いたくないので電動自転車で回れるところを探していました。あまり私の合う条件がなくて。なので、面接をしていただいたのはスタイルだけです。
- Qスタイルに決めた理由は?
- A
訪問看護をやってみたいと思って応募したのですが、やっぱり未経験で不安がありました。例えば、訪問先で利用者さんの体調が変わった時に、自分1人で対応できるのかとか。でもその辺りも、他スタッフとの連携の仕組みができているので、少し不安が減りました。
あと面接してくださった管理者の中村さんが、訪問看護に対する情熱がすごかったんです。中村さん自身も病棟から訪問看護の世界に入ってきたみたいですが、私も同じ経緯なので、一通りの経験をしてきてる存在がいることが安心感につながりました。
その後に電話をいただいて「ぜひ来ていただきたいです」と言っていただけたので、決めました。
- Q他に決め手はありますか?
- A
務めていたクリニックを退職するのに少し時間がかかってしまって、実は半年ぐらい入職を待っていただいたんです。たぶん早く採用したかったんだと思うのですが、急かすこともなく待っていただいたのが好印象でした。
最初は利用者さんに受け入れてもらえなかった・・・

- Q実際に訪問看護を経験されてどうでしたか?
- A
知り合いの訪問看護師から、暑い日・雨の日も自転車で回るのが体力的にしんどいと聞いていたのですが(笑)、特にそれは感じていません。むしろ、利用者さんとの関わり合い方のほうがむずかしかったです。
最初は利用者さんに受け入れてもらうことができなかったです。経験が長いスタイルの看護師たちの中で、いきなり私が訪問するわけじゃないですか。利用者さんから、他の看護師と私の対応が違うと言われたんです。
病院やクリニックの時と同じようにふつうにしゃべってるつもりでも、ぜんぜん違ったんです。最初はその違いがぜんぜん分からなかったんです。
- Q病院と訪問看護の違いは何だったのですか?
- A
病棟だったら患者さんは受け身なので、看護師のペースで物事を進められるんですね。時間になったら検温や点滴、血圧測ったりするので、患者さんはそうされるのが当たり前なんですよ。看護師も聞くことはだいたい体調のことになるんです。
でも訪問看護は、利用者さんのお宅におじゃまするので、私がお客さんになるんですね。病院のペースで進めると、利用者さんが戸惑ってしまったようなんです。
- Q具体的にどういう行動だったのですか?
- A
「今日の体調はどうですか?昨日は寝れましたか?」とか、体を診ることをまずやろうとしていたんです。病院とは違うと思いつつも、染み付いた対応の仕方が出てしまっていたのですかね。
今は勉強会やディスカッションで教えていただきつつ、学んでいる段階です。他のスタッフの関わり合い方を知ることで、いろいろ教えてもらってます。
- Qステーション内でディスカッションすることで、変化はありましたか?
- A
ただ体を診るだけの職業としての看護師と受け止められると、心を開いてもらえないんですね。看護師と利用者という関係の前に、人と人との信頼関係を築くというか、どうやったら仲良くなれるかかなと考えるようになりました。
- Q訪問看護の場合は、年単位のつきあいですもんね。
- A
そうですね。病院では深い話はできないですし、日常会話程度で終わってしまうところが、訪問看護だとこれまでの暮らしであったり、仕事や若い頃のお話、子育てのお話とか、いろんな話が生まれます。
些細なことでも質問できる環境。必ず適切な回答が返ってくるので安心です

- Q訪問看護の世界に入ってどうですか?
- A
いろんな利用者さんの話が聞けて、今まで見れなかった世界が見れています。あらゆることが勉強になって成長につながってると感じています。病院とは見る視点がぜんぜん違いますし。
- Qまだ経験は少ないですが、印象的な利用者さんはいますか?
- A
少しむずかしい利用者さんがいるのですが、体の不安、行きていく不安をぽろっと私に言ってくれるときがあるんです。そういう話をまだ経験1年未満の私に話してくれるようになって、やっぱりうれしいです!
- Qスタイルの良いところは?
- A
スタイルは看護以外にもリハビリがあるので、他職種のスタッフとの関わりや連携を取りながらできるのは、すごく良いですね。あと管理者の中村さんが、訪問看護の情熱がハンパなく大好き人間なので、なんでも適切な回答が返ってきて本当に助かってます。
他スタッフさんも困ってることを相談すると、テーブルを囲んで聞いてくれたり、アドバイスをもらえたり、頼もしい環境です。
- Qなんでも聞きやすい環境なんですね。
- A
しょうもない質問して大丈夫かな?と思うようなことでも、真剣に聞いてくれます。最初は自分の何がダメなのかが分からなかったので、そういう部分から聞けるというか。いろいろ質問していると、他のスタッフさんも同じような経験をしてきたようなんです。「誰でもそんな経験あるから!」と言ってくれるので、ほっとしますよね。
- Q今後はどんな看護師になっていきたいですか
- A
人として信頼されないと始まらないので、関係性をどうやって作ったらいいのか日々考えながら精進していきます!

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